【小松・木場潟】
その日は午後木場潟公園へ、昨年5月に天皇皇后両陛下のご臨席を賜り、第66回全国植樹祭が開催され天皇陛下は、昭和58年5月、津幡町の森林公園において昭和天皇がお手蒔きされた杉の間伐材で作られた鍬で黒松の苗木をお手植えされたことお詠みになられています。
御製
「父君の 蒔かれし木より 作られし
鍬を用いて くろまつを植う」
（”植う“は、古文で「うう」だそうです。古文の時代では「ｕ ｗｕ」と発音されていました。 つまり、「植う」の「う」は、ワ行です。）
お手植えの木
天皇陛下のお手植え樹種は「黒松」「欅（けやき）」「杉」
皇后陛下のお手植え樹種は「赤松」「兼六園菊桜」「山紅葉」
御製碑
石材：手取石（石川県産）大きさ：幅3,2ｍ 高さ1,9ｍ 奥行き2,1ｍ
（平成28年3月建立）
野外休憩所
全国植樹祭で使われた「お野立所」のメモリアル製を残す球形の形状を基本に、両側を張り出し屋根をつけ、公園の新たな屋外休憩所として、また、ステージとして生まれ変りました。
（木場潟のパンフレット）
パンフレットによると、木場潟公園は、昭和57年（1982）10月17日に県営公園として開園しました。公園開設面積は49.1ha。周辺の田園風景と 調和するように整備され、野鳥や水生植物が生息しています。4つの園地が整備され1周6.4kmの園路が結ばれ、海抜50ｃｍの木場潟を周遊することができます。
(木場型公園）
北園地から中央園地を通り、船小屋までの園地沿いには、1300本の桜並木が続きますが、あいにく桜の季節ではなく、曇り空で絶景という白山も見えませんでしたが、水郷公園木場潟公園を満喫してきました。
（木場潟より白山）