【京都市内】
京都日帰りの研修旅行に参加しました。金沢観光ボランティアガイドの研修です。テーマは“加賀藩ゆかりの京都”午前7時に金沢をスタートし、午後9時前に金沢着という強行軍でした。
立ち寄り先は、幹事苦心のプランで二条城、建仁寺、霊山歴史館、霊山護国神社、智積院それから高台寺の駐車場、そこから建仁寺までの徒歩付きで約1万数千歩、この時季、天候不順の北陸人としては、妬ましいくらいの好天の晩秋の一日でした。
幕末加賀藩の本陣で、金沢に住んだという伝説の俵屋宗達の「風神雷神図」がある建仁寺。加賀藩安達幸之助の墓がある霊山護国神社(時間がなく霊山歴史館のみ)。七尾出身の長谷川等伯の国宝「楓図」などの障壁画が見学出来る智積院。そしてお松の方と懇意であったという高台院(北政所)の高台寺。加賀藩ゆかり?二の丸御殿繋がりでしょうか、よく分りませんが、二条城を楽しみました。
いずれにしても、京都では、当たり前といえば当たり前ですが、何処にも加賀藩との繋がり等は書かれていませんが、幹事の苦心の後が伺えます。特に今回は坂本竜馬の墓より期待していた加賀藩の逸材安達幸之助の墓が、先に寄った霊山歴史館の地図にないことから、興味はいっぺんに覚めてしまいました。(実際には存在します。)
その為、時間が足りなくなったこともありますが、すぐ目の前に見える護国神社へ行くのを飛ばしてしまいました。田舎者の私など“加賀っぽ”は郷土愛が強すぎて、いつも何処でも、興味は加賀藩が中心なってしまうことを改めて自覚しました。
お勉強の研修旅行でしたが、何といってもこのシーズン、それにこの好天、幹事サマサマです。京都の紅葉狩りは、話には聞いていましたが、こんなに美しいとは・・・このようなのを錦秋というのでしょうか。散り際の精一杯の輝きというか、最後のあがきのようにも思え、目には華やかに、心には寂しさが沁みてきました。
今日後半は、”加賀っぽ”であることも”郷土愛”も忘れ、只々、京都に見とれ、京都に惚れて、ボ~としていました。その為か、帰りには、ビールを買うのも忘れ、高速道路の入り、イライラしながら3時間半、バスに揺れ揺られて金沢へ。
少しくたばりましたが、イイ旅になりました・・・。