【長町武家屋敷界隈→香林坊】
北陸新幹線の金沢開業1年前カウントダウンイベント「もてなし力向上フォーラム」が、3月22日と23日の土日に開催されました。会場は、金沢駅もてなしドーム地下イベント広場で、その一環で、公募で集まった市民と古地図で巡る散策会が行なわれ、23日、午前は「長町界隈」を午後は「東山界隈」をガイドとして参加しました。
金沢は、大きな災害も戦災にも遭ったことがなく、江戸時代以前に成立した城下町として、今も古くからの町並みや道筋が残っています。時代々々に作られた古地図は、小路などは現在の地図とあまり変わりがません。最近、金沢市や金沢観光協会、金沢市文化遺産活用推進実行委員会が発行した古地図入りパンフレットは、昔に思いを馳せ金沢を歩く一助として、また、約150年前の人々の暮しを感じさせてくれる絶好のツールになりました。
パンフレットの古地図は、石川県立歴史博物館蔵で、安政4年(1857)頃に作成されたものです。現在、幹線道路などの拡張や、武家屋敷などは分割したものもあり、古地図と多少違うところもありますが、寺社や用水、崖や坂は当時のままのところも多く、また裏通りの町割りは、昔のままのところもかなりあり、昔々の雰囲気を漂わせています。
(今回は「長町武家屋敷界隈」次回は「東山界隈」の散策したところを辿って見ます。只、今回は、あくまでも定番コースで、実際は両方の界隈とも見所も多く、例えば裏道だけをめぐり等、テーマを変えて歩くと、ガイドブックにない、新たな金沢の魅力に出会えるかも・・・。)
≪コース≫
長町武家屋敷休憩館(松江家)→高田家→足軽資料館(藤掛家)→村井家跡→貴船神社→右衛門橋→大屋家→御荷川橋→木倉町→金沢学生のまち市民交流館(佐野家)→宝来寺(ラブロ裏)→旧古寺町→ボプラ(猪山家)→小橋菅原神社(旧宝来寺・移転)→旧伝馬町→旧五枚町→片町(旧川南町)→片町スクランブル交差点(芭蕉の辻)→片町→香林坊
(休憩館向かいの野村家)
(高田家)
(足軽資料館)
(村井家跡)
(長町武家屋敷界隈)
(御荷川橋)
(金沢学生のまち市民交流館)
(ラブロ裏・旧宝来寺跡)
(武士の家計簿の猪山家跡)
(今の小橋菅原神社(旧宝来寺))
(旧五枚町)
(犀川右岸)
(芭蕉の辻)
(片町)
(香林坊)
以上、長町編の定番コースです。解説は観光ボランティアガイド「まいどさん」に・・・。
申し込みは、金沢市観光協会内TEL(076)232-5555