【天神橋→中の橋】
11月の金沢は、大荒れのスタートでしたが、中旬には青空が覗く日もあり、晴れ間が多く、19日には、バイクを走らせ往く秋を惜しんできました。
今年は、雨風が酷かったせいか、まだ色づかないのに散ったり、「何時もは、とっくに真っ赤になっているはずの“もみじ”が、まだ緑の葉を付けている」と掃除をなさっている方にお聴きすると、明日も晴れたら来ようと思ったりします。
(19日の静明寺の境内・まだうす緑)
(21日静明寺の境内・色づいたもみじ)
19日午前中好天につられ、卯辰山へ“帰厚坂“登り花菖蒲園(昔の紅葉谷)から山野草園をまわり宝泉寺辺りで、電池切れで、出直し、花菖蒲園に引き返し、下りは鏡花の句碑の前からお料理の”三統“の前で眼下の静明寺の木立を撮り、天神橋の手前を左に折れ常盤町から常盤橋を渡り静明寺の紅葉を見ました。
(静明寺の落ち葉)
主計町は徒歩で、旧母衣町から彦三緑地、下新町を橋場町、丁金小路から寺島蔵人邸の「満天星つつじ」を見にいきました。樹齢300年以上という“満天星つつじ”は、秋色に色づき、赤くなるのにはまだ少し早いそうですが、それでも黄色がとても素敵でした。春の白い花にたして晩秋の赤い葉と、年に2度も楽しませてくれる寺島さんのお庭です。
(寺島蔵人邸の満天星つつじ)
(寺島蔵人邸)
度々、庭を見に来るという仙台から引し越して1年目の方が、頭の上にある「満天星つつじ」は、“はじめて・・・”といっているのを聞くと、あらためて、風雪に耐えた木もさることながら、大切に守ってこられた人々の300年に思いを馳せ、頭上はるか黄色に染まった”満天星つつじ”を見上げました。
(花菖蒲園(紅葉谷)
(観音院)
(山野草園)
21日快晴。午後、観音町に用があり徒歩で出かけ、10日前には考えられなかった好天気につられ、観音院から山野草園の横を、汗をかきながら登り花菖蒲園(紅葉谷)へ、帰厚坂を下り天神橋から静明寺経由で帰りました。