お茶屋さんの2階、3軒はしご
【梅の橋→中の橋】 3軒も!!とはいっても、粋な話じゃなくて、土曜日のまっ昼間、“押寿し作り”と“蒔絵体験”そして“一ヶ月遅れの金沢のお雛まつり”の体験三昧の2時間ちょっと、余韻が残る味わいあるクリツーの体験ツアーでした。 (クリツーとは、金沢クリエイティヴ・ツーリズムの略) (押寿し体験)...
View Article千秋順之助②加賀藩の俊才は次男坊
【常盤橋→天神橋・旧味噌蔵町】 千秋順之助は、加賀千秋家の分家喜兵衛家(200石)7代宗助範為の次男として生まれます。母は音地克比の娘で、音地家は与力で180石の家でしたが克比の時代に100石が加増になり、280石の組頭になり、隠居して眠水といいました。学問のある人のようで、順之助はこの母方の性質を受け継いだのではないかと思われます。 (金沢城河北門より菱櫓)...
View Article天神さん④卯辰山の天満宮
【常盤橋→天神橋】 卯辰山の天満宮は、慶応3年(1867)卯辰山開拓の折、卯辰山“鳶が峰”に竹沢御殿の天神さんを遷宮し、卯辰山撫育所の守護神としました。遷宮は8月28日に地鎮祭を行い、市民の御冥加という勤労奉仕などもあり、一ヶ月にも満たない9月23日(11月説もあり)に祭神(官公の画像)をお遷しします。 (卯辰天満宮(卯辰神社)史跡)...
View Article去年より11日早い“金沢の桜“
【浅野川大橋→中の橋】 金沢の気象台は3月30日、染井吉野が開花したと新聞発表がありました。去年より11日も早いというので、3月31日、毎年桜を撮影している主計町の“中の橋”へ出かけました。今年は各地でも例年より早いといわれていましたが、金沢は寒い日が続いていたので、そんなに早く咲くと思いもしなかったので晴れ間を待ってバイクを走らせました。 (開花宣言後、3月31日の主計町の桜)...
View Article謡が空から降る①
【金沢城下・天神橋→浅野川大橋】 “加賀の女(ひと)”という北島三郎のヒット曲がありました。3番の“謡曲(うた)がふるふる 加賀宝生の・・・”という件りですが、加賀の植木職人が木の上で剪定作業の合間に、謡を口すさんでいる姿を、何方がいったのか分かりませんが、金沢人だとすれば少しお国自慢を忍ばせていったフレーズでしょう。他所の人だとすれば、いろいろ・・・・でしょうネ。 (金沢城石川門)...
View Article今年、主計町の一人花見・・・
【梅の橋→中の橋】 こんな時に当たらなくてもいいのにと思うのですが・・・。1・2日前から土・日は強風で雨も降ると天気予報が騒いでいたので、慌てて昨日、満開の桜を撮りに、朝から主計町へ出掛けました。 (今日6日朝、うっすらと雲が覆う“花曇り”新聞の予想では午後3時以後から荒れるらしい・・・。) (中の橋から主計町の桜と浅野川) (朝霞の浅野川大橋から上流)...
View Article七尾の2つ城跡と山の寺
【能登・七尾市】能登は、“温泉好き”や“美食家”だけでなく、“歴史好き”にとっては堪りません!!いまさら私が言うまでもありませんが、歴史の深さと、過疎で開発されなかったお陰か、今も残る文化遺産は、本当はそっとして置きたいと思うほど魅力的です。 (七尾城跡の石垣)...
View Article天神さん⑤兼六園の金沢神社
【金沢・兼六園】 兼六園の天満宮は、加賀藩11代藩主前田治脩公が寛政6年(1794)、兼六園の今の梅林に地に創建した藩校明倫堂の鎮守として、田井天神から正遷宮されといわれていますが、鎮守造営時の棟札には「金城霊澤御勧請天満宮鎮守御造営御棟札」と有り、この棟札によると、金城霊澤の鎮護のため、治脩公の命で天満宮のほか、稲荷神、命婦神の社も造営されたのだという話があります。 (金城霊澤①)...
View ArticlePR: 「PM2.5」大気汚染と健康への影響-政府ネットTV
PM2.5とは何かや、PM2.5の健康への影響について専門家の解説をご紹介します Ads by Trend Match
View Article謡が空から降る町②昔
【金沢市内】 金沢のことを表す言い伝えに“空から謡が降ってくる”というのがあります。庶民までも能樂に親しんでいた様子を表したもので、前回もいいましたが、藩政期、加賀藩の殿様が武家だけではなく庶民にも奨励したことによるものだと思われます。 (石川県立能楽堂の杜若像)...
View Article兼六園熊谷桜と旭桜①兼六園の遅咲きの桜
【金沢市内】 兼六園熊谷桜満開!!熊谷市の方から4月6日、金沢から移植された”兼六園熊谷桜“が満開だという連絡をいただいてから10日目。4月16日の兼六園では、”兼六園熊谷桜“が満開になりました。緋色の山桜系で、その昔、熊谷次郎直実の緋縅の鎧の色から名付けられたと聞きますが、実際には緋色といっても濃いピンクで、この色の鎧だったとすれば、直実は随分おしゃれだったのに・・・。...
View Article兼六園の遅咲き桜②楊貴妃と関山
【金沢市内】 ≪噴水近くの楊貴妃満開!!≫世界三美人といわれた楊貴妃から名づけられただけあって“楊貴妃”は、満開ともなれば淡紅色になる豊満な八重の優美な姿は名に恥じない優雅さと艶やかさ、品格に惑わされます。サトザクラの一品種で、花は大きく淡紅色で,八重咲き、昔から奈良地方にあった桜で,つぼみは濃紅色であるが,開花時には淡紅色となり花弁数は20枚程であるといいます。 (17日、満開の楊貴妃)...
View Article兼六園の遅咲き桜③赤い花に黄色の花
【金沢市内】 18日朝の兼六園。日本語を聞いて振り返りました。そう、平日の朝には外国人が多くて日本人と行き交うのはまれです。昔から能登で宿泊され朝早く兼六園というコースでしたが、今年は特に多いのではと思い、写真屋さんの兄ちゃんに聞いてみると、“花見時期から特に!!”という返事が返ってきました。円安、アベノ何とか・・・?有難いことです。...
View Article謡が空から降る町③今
【金沢市内】 暇に任せて何度か兼六園の剪定作業の下で、耳を澄ませて、気がつけばアホみたいに立っていました。勤勉で作業に集中している職人さんたちからは“シャキ、シャキ、パチッ”という心地のいい鋏の音が聞こえるだけで、謡は降らず・・・でした。 (剪定中の植木職人)...
View Article兼六園の遅咲きの桜④普賢象など
【金沢市内】 ≪普賢象が咲き始め≫24日雨上がり、ワクワクして兼六園へ、淡桃色の八重の普賢象が大輪の花を付けていました。まだ満開とはいえませんが、隣の黄色いウコンと並んでいるので、対照が際立ってなんとも美しい。サトザクラ系の普賢象は、“普賢菩薩”が乗った象のことだそうで、花の2本の葉化した“雌しべ”が象の鼻に似ていることに由来するそうです・・・。 (普賢象・象の鼻に見えますか?)...
View Article金沢の二十五天神巡り(第1回)
【寺町→中央通町】 昔、宝暦2年(1752)に書かれた金沢の俳書「北の海」の中に、金沢の“二十五天神巡り”のことが書かれているそうです。全国でも二十五天神巡りが行われていたそうですが、誰が始め、誰が数・順番を決めたかは定かではないらしい。また、時代によって巡る寺社が変わり、数は同じでも順番が違っていたと聞きます。...
View Article山出保さんの「金沢の気骨」
【下田上橋→旭橋】 金沢市長を平成2年(1990)から20年間務められた山出保さんの“文化でまちづくり「金沢の気骨」”と題する本が今日出版されました。帯紙には、五木寛之氏が練られた言葉で一政治家の自伝ではなく、金沢文化遺産の一つといってもいい労作だとお奨めなさっています。...
View Article兼六園の遅咲きの桜⑤終わりは…
【金沢市内】 ≪ウワミズサクラ≫終わりは地味な桜です。それも20mの常緑高木に咲く白い小さな花で、無数に小花が長い円柱形に並び咲いています。何しろ高いところなので、知らなければ、見上げることもありませんので気付きませんが、私は、随分前に兼六園の研究会で教えて戴いていたので、4月の下旬から通るたびに見上げていました。ついに1日、写すことができました。やれ、やれ・・・。 (ウワミズ桜)...
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